私たちが暮らす地域の中では、各種(高齢者・障がい者・子ども・生活困窮者等)の福祉制度やサービスの充実が図られたとしても、生活上の困りごとに対して活用されていない場合や、既存のものでは対応できず、制度の狭間にある様々な困りごとがあります。
社協では『暮らしの中で見えなくなりがちな困りごと』(※1)を暮らしの中で解決ができるように、市内3地域(東部・中部・西部)に担当職員:コミュニティ・ソーシャルワーカー(※2)を配置しています。
※1『 暮らしの中で困りごとが見えなくなる』要因 ・地域の中に差別や排除があり、 ・困っていることを自分自身で相談ができない、 ・病識がなく困りごととして気づけない ・困りごとを解決するために必要な情報を ・困りごとを解決する制度やサービス、 |
※2 コミュニティ・ソーシャルワーカー(CSW)
地域の社会資源やシステムを活用して困っている人を支援する専門職です。困っている人を支援するため人材や関係団体、制度やサービス、住民の取り組みなどを組み合わせたり、新たな仕組みづくりをすすめる調整やコーディネート役を担います。(独立行政法人福祉医療機構HPより抜粋)
『表に出ている困りごとよりも、多くはみえていない』という考え方のもと、早期発見・早期予防のための小地域福祉活動の更なる推進に向けて、課題解決や改善手法等の検討を踏まえた下記「てびき」に基づき、みんなの力を集めて事業をすすめます。
● 東久留米市社会福祉協議会 小地域福祉活動の更なる推進のためのてびき 第3版 令和5年3月1日(PDF 1.87MB)
■ 小地域福祉活動事業計画(令和2年~6年)・実施計画(単年度)
困りごとを解決する地域づくりを着実にすすめるため事業計画を策定しました。
● 東部・中部・西部 小地域福祉活動 事業計画(令和2年~令和6年)令和2年12月作成(PDF 239KB)
また、各地域の福祉ニーズや取り組みを共有して結果や成果を見える化し、その成果を皆で評価をして改善をすすめるため「新たなPDCAサイクル」で当該年度計画を管理します。計画で定めた地区を中心に、皆で困りごとを共有し、解決すべき課題を明らかにした上で関係機関や行政とも役割分担をしながら課題解決に取り組みます。
● 小地域福祉活動 新PDCAサイクルのてびき version1(PDF 1.45MB)
【令和5年度 小地域福祉活動の実施目標と目指す成果】
● 小地域福祉活動の更なる推進・地域福祉のコーディネート機能の充実 事業案内 (PDF1.38MB)
■ 東部地域
住民と社会福祉法人による支え合い事業の立ち上げ、誰もが参加できる拠点(居場所)づくり【大門町】
(目指す成果)
・住民がひとりの困りごとについて「我が事」として捉え、ともに協力し解決できるようになる。(450世帯の内10世帯:2%リーダー層)
・困りごとや不安があった際の相談先の選択肢が増える。相談先のイメージがつくようになる。(アンケートで測定)
■ 中部地域
地域で孤立する人(世帯)に対し、社会(地域)とのつながりを持ち、適切な相談先など拠り所となる場所が見つかるように支援する。【中央町・幸町・南町】
(目指す成果)
・拠点の紹介を含めた懇談会の継続実施(1~2回)
・拠点のPRなどの情報誌の発行・配布(2回以上)
■ 西部地域
第9小学校避難所の地域住民(滝山3・4・5丁目、前沢5丁目)と主に防災情報を共有し、防災の意識を高める。【滝山・前沢】
(目指す成果)
・防災への意識を高める。(講座参加者アンケート70%)
・地域の顔見知りの関係を増やすきっかけをつくる(講座参加者アンケート50%)
小地域福祉活動 担当
203-0033滝山4-3-14 わくわく健康プラザ2階
東久留米市社会福祉協議会 ボランティアセンター
電話 042-475-0739 ファクス 042-476-4545